大人がこどもに対して暴力行為をはたらき、その結果PTSDになってしまう・・・というような事例が結構増えていると聞いたことがあります。そのPTSD(=心的外傷後ストレス障害)の治療につながる成果を富山大学の井ノ口馨教授らが動物実験で突き止めたとのこと。
ここでの話のポイントは「海馬」にあるようで、以前も別のメディアで井ノ口教授はこういっていた。
「われわれが今回発見したことは、神経新生が記憶の獲得に果たしている重要な役割を必ずしも否定するものではない。海馬における神経新生は、古い記憶の消去と新たな記憶の獲得、その両方の役割を担っている可能性がある」と井ノ口教授は述べている。(WIRED NEWS)
もう一つのポイントは、細胞新生を盛んにすることにもある。それを活発にする薬剤を開発することがPTSDの治療に役立つと言うことですね。
井ノ口教授らは、海馬で神経細胞の新生が盛んなマウスと、そうでないマウスを実験に用い、恐怖を感じる程度の電気ショックを加え、記憶を調べた。その結果、細胞新生が少ないと恐怖の記憶が海馬にとどまり、細胞新生が盛んだと、移りやすいことがわかった。
以下は、前段にあるようにWIRED NEWSからの引用ですが、心的ストレスは海馬に悪影響を及ぼすんですね。自分は、ビジネスパーソンであり家族の長であるんで、このことを理解して人に対して接しないといけないなと思ったりしました。人によって、ストレスの許容キャパは違うでしょうから難しいと思いますけどね。
心理的ストレスを長期間受け続けると、コルチゾールの分泌によって海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮する。PTSD・うつ病の患者にはその萎縮が確認されるという
脳についての研究って解明できていない部分が多いようなので、それに携わっている人たちは、やりがいもあるでしょうが、素人な自分なんかは、大変な作業をイメージしています。内臓とかと違って取り出してどうの・・・とか、できないですしね。
自分の周りにも、うつ病を患っている人が結構いるのでこの手の記事には、比較的関心がります。多様化の現代、事の発生に対し今までのようなやり方では立ち行かない様な状況があるといわれ、そして情報の氾濫に惑わされ自分を見失い、追い込まれ・・・
鬱に・・・
なんていうことがあると思っています。
なので、身近でうつになってしまった人が、一日も早く元通りになるような環境が形成されると嬉しいなと思っています。
▼あわせて読みたい
・記憶力には、脳トレよりダイエットが効果アリ
・【読書】脳を活かす勉強法 (茂木健一郎)
・【読書】海馬 脳は疲れない
■関連情報
・WIRED NEWS 原文(English)
[via gooニュース]
養老 孟司
筑摩書房
売り上げランキング: 11140
おすすめ度の平均:


天動説→地動説のインパクト

謹んで拝読

人という動物の不思議さは脳にありました。

なかなかしっぽを掴ませないしたたかな言説。

医学的・科学的 哲学書
最近のコメント