オリコンによる08年上半期のビジネス書売り上げトップ10
- 脳を活かす勉強法 (茂木健一郎)
- お金は銀行に預けるな (勝間和代)
- 不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか
(高橋克徳,河合太介,永田稔,渡部幹)
- 効率が10倍アップする新・知的生産術
自分をグーグル化する方法 (勝間和代)
- 情報は1冊のノートにまとめなさい (奥野宣之)
- 脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める (築山節)
- 脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (築山節)
- 「1秒!」で財務諸表を読む方法
- ~仕事に使える会計知識が身につく方法~ (小宮一慶)
- 勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (勝間和代)
- 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか (城繁幸)
このランキングに影響されてってのもあり
そして
ヤマダ電機LABI高崎店にはじめて行ったってのもあり地下の本屋でランキング1位の
『脳を生かす勉強法(茂木健一郎)』
を買ってしまいました。(勢い且つ、ミーハー的)
珍しくその日のうちに読破しまして結構ハートに響く内容が多かった気がします。
茂木健一郎氏は脳科学者という肩書きもあることから、それがバックになるのせいか、内容に信憑性がわき
吸収しやすいというか、リアルさを感じてしまう為に、読書も進んだのかなと思いますね。
脳を活かす勉強法 (単行本(ソフトカバー))
茂木 健一郎 (著)
内容紹介
- 脳は何かを達成するたびにどんどん強くなる
- 「タイムプレッシャー」が脳の持続力を鍛える
- 「瞬間集中法」で勉強を習慣化させる
- 集中力を養う「『鶴の恩返し』勉強法」
- 「モダリティ」を駆使して効率的に記憶する
- あなたも「強化学習」の回路を暴走させて、能力
を開花させることができる
■はじめに
人間の脳の中は「ある行動をとった後、脳の中で”報酬”を表する物質が放出されると強化する」という
性質を持っているのです。つまり、報酬を得て喜びを実感できた行動を再現し、繰り返したくなる。結果
その公道に熟練していくというわけです。
その鍵を握っているのは「ドーパミン」という物質です。
ここ最近「ドーパミン」を得られるような体験をする機会がめっきり減ってきているので、自分の
環境を変えないとと思いましたね。報酬も・・・
報酬という観点でいくとお金もそうでしょうけど、最近は言葉だったり態度だったりと相手が
自分だけに対してくれるものごとが
喜びの実感に繋がるケースが多い気がします。
仕事であれば『良くやってくれた』とかそれ相当のアクションを認めてくれるような言葉だったり。
プライベートですは『ありがとう』『うれしい』こういった月並みな言葉がシンプルなだけに沁みるというか・・・
脳を喜ばせる3つの仕組み
- 「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化する
- 「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える
- 「集中力」を徹底的に身につける
意外だったのは「タイムプレッシャー」が脳を喜ばせると。
これは、ストレス的なイメージに近い気がしたんですが違うんですかね。
確かに時間的なものが無いとインダラな状態となり集中力にも繋がらなければ
適度なプレッシャーを得るなんてことには、至程繋がらない気がしますね。
「タイムプレッシャー」
程よくかけながらやって行きたいものです。
―第1章 脳は「ドーパミン」と「強化学習」が好き―
■01 脳は、何かを達成するたびに、どんどん強くなる
~特に、試行錯誤を経ることで脳内に強固なシナプスが形成され、やがてひとつの行動に練達していきます。
これを「強化学習」といいます。「脳を活かす勉強法」一つ目の極意は、この「強化学習」のサイクルを回すことにあります。

(クリックすると画像拡大)
「強化学習」のサイクルはビジネスで言うところの、PDCAにも通ずるものがあります。
決まったサイクルを効率よくまわすことで、そしてそれを繰り返すことでトライしたものが
強固な状態になっていく。納得です。
■02 「喜び」がないと強化回路が回らない
~もともと人間のモチベーション(やる気)というのは、その人の好きなことや、人からほめられた経験
人から認められるといったポジティブなものからしか絶対に生まれません。「ほめて伸ばす」という教育法は
強化学習の観点からみれば正しいやりかたといえるでしょう。
好きこそ物の上手なれ・・・というようにモチベーションの原点はポジティブなもの
ということで、自分しかり、子供の教育もしかりでこの辺を意識したいですね。
「ほめて伸ばす」この概念は、正しいやり方となると日常生活の中で反省すべき点が
多数あるな。。。
■03 「突き抜ける」感覚は絶対クセになる
~ドーパミンは・・・できるかどうかわからないことに、一生懸命ぶつかり、そして苦労の末それを
達成した時に大量に分泌されます。
~苦しければ苦しいほど、その後の喜びは大きく、より強化される。これが脳のメカニズムです。
この「苦しい」状況を何とかして突き抜ける事は、とても重要なことです。
苦しさに立ち向かうことには、勇気も必要かと。
なかなかリスクヘッジをしっかり考えないと、1歩が出せない自分があるけど
勇気を出して1歩進み、障壁をクリアーした時ってのは大きな高揚感に浸れますね。
クリアー後に、鼻歌なんかが出る状況もドーパミンライクなのかな?
■11 集中力を養う「『鶴の恩返し』勉強法」
~「脳を活かす勉強法」三つめの極意は、この「集中力」です。僕は、集中力は次の三つの要素から生まれると考えています。
- 速さ――作業のスピードを極限まで速くすること
- 分量――とにかく圧倒的な作業量をこなすこと
- 没入感――周囲の雑音が入らないほど夢中になること
没入感・・・低いなぁ~
■13 脳に回路ができれば、あとは体が勝手に動いてくれる
~思い立った時に、パッと勉強に入ってしまえばいいのです。そして、勉強を始めたら瞬間的に集中する。
これが忙しい現代社会に生まれる僕たちにとっての効果的な勉強のしかた、「瞬間集中法」です。
~決まったルーティンの中に自分を入れていくことです。
勉強以外であれば、思い立ったら大安吉日的な正確なので「瞬間集中法」も
実践できてる気がするけど・・・
こと勉強に関してはなかなかこれができなくて。
ルーチンになるまでには結構な時間がかかってしまうわけで。
また、パッと勉強に入れるようにするには整理整頓も重要だって思うね。
あっちこっちに勉強用のツールが散乱していたのでは、集めるのに時間がかかるし。
■14 細切れ時間こそ、できることが無限にある
~たとえ中途半端な時間でもパッとやってしまう。脳がその気になった瞬間こそが大きなチャンスなのです。
一瞬で集中する、この感覚が大事
トイレの(大)の時が大有効ですね。そして、入浴中も。
―第4講 茂木健一郎流「記憶術」―
■15 「モダリティ※」を駆使して効率的に記憶する
~ものごとを記憶する時、人間の脳は「記憶回路」というある特定の回路を使います・・・
記憶には、すぐに消えてしまう「短期記憶」と、忘れようと思ってもいつまでも頭の中に残っている「長期記憶」の二種類があります。
~海馬の働きがなければ、その情報が長期記憶として蓄えられることはない
~さまざまなモダリティから働きかけると、扁桃核と同時に海馬をも活性化させ、記憶が定着しやすくなります。
~一度文を見たら、そこから目を離して、写すのです。これを何度も何度も繰り返します。
※視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚といった五感や、自分が行動する動機や心的態度などのさまざまな機能
人間の感性、感覚をフルに使うことで記憶力UP。
確かに歴史などの暗記物は、書いて覚えますよね。触覚の妙ですね。
「長期記憶」化になかなかならないんだよね。歳のせいにしてますが・・・
―第5講 茂木健一郎の「読書のススメ」―
■20 「じっくり読む」「拾い読みする」それぞれの脳への効果
~現代の脳科学の知見に基づけば、学習は必ずしも秩序立ててやる必要はありません。断片的なインプットを
積み重ねるやり方でも問題ないのです。
じっくり読むのが苦手な自分では、拾い読み、断片的なインプットが主になるんだけど
パソコン同様脳内もデフラグして、断片データの最適化をしたいくらいです。。。
■24 勉強とは、自分という存在を輝かせ、人生の次のステージに登るためのもの
~日本では文系・理系という区分をします。これはナンセンスな話だと思いませんか。たった四年間の勉強だけで
人間を二種類に分類し、それで一生を定義づけしてしまうのです。
勉強とは、自らを分類するためのものではないはずです。勉強とは、自分という存在を輝かせるものであり、人生における
次のステージに登るためのもの
全員が全員といかないのが、この辺のマインドですね。
パレートの法則(2:8)のように、積極性のある2割の人たちがそれ以外の8割を引っ張る。
この辺の意識が次のステージに効いてきますよね。
■25 人とのかかわりの中で「知」は育まれる
~自己完結したものには意味がないということです。価値のある「知」を手に入れるには、人と人とのかかわりの中で
育てていかなければなりません。
~本当に知識の深い人とのかかわりを大切にしつつ、重要な情報の取捨選択をしっかりと行う。それができる人こそが
これからの時代に輝いていく人
なるほどって感じなんですが、知識の深い人を身近に見つけ出すことって結構大変ですよね。
それには積極的に色々な人とコミュニケーションを取る必要があると思います。
年収が1,000万円以上の人たちは、人と話す時間を一日の中で多くとっているという
日経の記事を思い出しましたが、自分のステータスを上げる、生活水準を上げる為には
コミュニケーション(スキル)がポイントなんですかね。
それは、「知」を価値あるものにする為にも有効ということで、やはり自分の中では
コミュニケーションの大切さを確認できた気がしますって、このことについて人とかかわりあって
議論しなければ、自己完結で終わってしまう?・・・・
―第6講 脳のコンディションを把握しよう―
■26 まずは、自分の脳の特性をモニタリングする
~ドーパミンが放出されるのは、「やさし過ぎず、難しすぎない」課題や問題に取り組んでいる瞬間です。
問題は1度解けてしまうと次の問題を探さなければなりません。
まずは、生活の中から課題、問題を出来るだけ多く抽出してそれを「やさし過ぎず、難しすぎない」といった
フィルターで選別していく方法がいいかと思いますね。
「やさし過ぎず、難しすぎない」この感覚を得ることは、結構安易でないかも。。。
■27 絶好調の時の感覚を体に覚えさせる
~脳は一度経験した快感を、もう一度体験したいという欲求を強く持つ
納得。でもそれを理性をもって抑制したりってのが、恋の駆け引きだったリスのかな?(^^♪
■28 僕が苦手だった現代国語を得意科目に変えた思考法
~自分はなににつまずいているのか、自分の脳の中でモニタリングすることが、苦手なものの克服につながる
~着実に進歩するためには、「自分がどこで間違っているのか」「どんなところが弱点なのか」を正確に知ることが大切
自分の脳をモニタリングする為のネタとして身近だと思ったのが、食べ物。
嫌いな食べ物は、なぜ嫌いなのか?一番最初に食べた時のシチュエーションやら
その時のことを思い浮かべて、モニタリングしてみようかな・・・
自分が中学生の時、自転車で大きな事故(救急車沙汰)を起こしたことがあって
その事故の前にスルメイカを食べてたんですが、事故後にそのスルメを嫌いになった経験がありますね。
でも、今では事故前同様に大好きな食べ物と化したわけですが、克服した際はモニタリングが
きちんとできたってことなのか?
SWOTという企画書作成時につかうツールがありますが、自社の強み弱みを書き出す・・・
こういった思考は己を知ることに対しても有効なんだね。
■29 あなたの「弱点」が「得意分野」になる瞬間
~「実はもともと自分の一番苦手な能力だった」
弱点が一変して得意にって言う瞬間は、以外な時にやって来る気がします。
苦手意識を持たないようにすることで、得意化への近道が開ける?
■30 ミスの裏側にこそ、大きなチャンスが隠れている
~仕事や勉強ができない人は、自分がミスを犯したことを心理的に認めたくないため、見てみぬふりをしていることが多く
~正しい勉強法というのは、実はとてもシンプルなのです。
自分の欠点や弱点、ミスを直視できるか、そしてその原因を自分自身で論理的に突き詰め、修正できるかということなのです。
これは、勉強だけではありません。仕事でも同じことが言えます。
実感!
世の中の、自身の思う問題や、課題って一歩ひいて観てみると案外、シンプル且つ簡単だったりしますよね。
全てがそうだと思いませんが、大半のものはそうだと思っています。でもそう思えるのは、自分が色々なことを経験し
ているからという背景が重要な気がします。
目の前に問題や、課題が山積しているとついつい、自身でそれをわざわざ難しくして直視できなくなり
棚上げ、先送りなんて事態に、昔はよく陥っていました。
あと、ロジカルに物事を考えるには、ある程度の訓練が必要でこれをクセにすることが重要かと思いますね。
チャンスってのはそう何回もあるとは限りませんから、それをつかむ為には日頃のこういったマインドが重要ですよね。
―第7講 自分を変える「一回性」にめぐり合うには―
■31 あなたも「強化学習」の回路を暴走させて、能力を開発させることができる」
~努力(学習)の仕方を知っている人が、天才なのです。
~オンリーワンである必然性はありません。1万人が1万人、まったく違う方向に個性を発揮して、それがネットワークによって
結びつけられて新しいかたちを作り上げていく。それが、これからの時代の個性の在り方だと考えています。
天才=努力(学習)の仕方を知っている人
かぁ。野球で天才の称号を得ているイチローも努力なくして今はないようですし
その努力の仕方が、他のそれらの人と大きく違うんでしょうね。
努力は人を、結果を裏切らない
ともいいますしね。
■32 「一回性」があなたの脳を変える
~その後の人生を変えてしまう出来事を経験すること、これを「一回性」といいます。
脳には、いつ、どこで訪れるか分からない一回性の体験を、大切にしていく働きが備わっています。この機能こそが
僕たちの人生を豊かにつくっていくのです。
必然的な部分と「一回性」を考えると、大切さに重みが増す気がします。
人生を豊かにしたいですからね。
―第8講 偶有性がさらなる脳の発達を促す―
■35 予測可能なことと意外性が混在してこそ、脳は”楽しい”と感じる
~実はこの偶有性の中にこそ、大変な叡智が詰め込まれている
~そして脳は、この予測できることと意外性のあることが混ざっている状態こそ、楽しいものとして感じ取ります。
~偶有性とは「セキュア(secure)=予想できること」と「チャレンジング(challenging)=新しいこと」が
うまく混ざり合っている不確実な状態
意外性って言う単語は個人的に好きなんです。
あと、ギャップ(いい意味の)も好きですね。
こういった部分を持っている人に惹かれます。(脳が喜ぶってことか(^^♪)
■36 「感情」は不確実性に対する脳の適応戦略
~不確実なことに直面した時にどのような感情を持てるかということが、人間にとっては一番大事なことです。
なるほど。世の中には不確実な情報、話が多いですからね。
問題解決力も重要だと思います。
■37 安全基地からのチャレンジ
~親の役割とは子供に安全基地を与えることにほかなりません。
~安全基地の役割とは、子供があくまでも自主的に挑戦しようとすることを、後ろからそっと支えてあげることです。
一番大事なのは、見守ってあげること、見てあげること、見てあげる事こそが、安全基地のもっとも大切な要素なのです。
自分は親として、子供の後ろからそっと支えてあげられているのだろうか・・・(自問自答)
~新しいことにチャレンジしたりする気持ちがない人は、よく観察してみると、セキュアベースがない人が多いのです。
いままでのやり方を守ることによって、弱い自分を守っているのです。
歴史を振り返ると、不確実なものに対して果敢にチャレンジすることこそが、人間の発展に大きく寄与しています。
保守的になってしまいがちな気持ちは、わからんでもないですがそういった人って言うのは
そこまで的な風に揶揄されがちですよね。
勇気を出して「突き抜ける感覚」を求めるため、ドーパミンを得るためポジティブな1歩を
踏み出すこと、これも人間的に魅力の要素になる気がします。
―知の「オープンエンド」時代がやってきた―
~僕は、学習の本質とは、この「知のオープンエンド性の楽しさを知ることだ」と考えています。
※オープンエンドとは
どこまで行っても終わりがない状態のこと
~人生の岐路に立たされたとき、なんとしても助言を受けたいと思われるような人。そんな人が人間的魅力を備えた人。
知を得ることの喜び、ドーパミンをたくさん得る行動を普段からクセのように
身につけないとオープンエンドなマインド形成は難しいんでしょうね。
先日の同窓会でも刺激を受けましたが、自分で会社を経営している
親友がとても光って見え、知の追求に余念がないなって感じましたね。
そう、魅力的に映ってました。
学習の最終目的は、テストでよい点をとったり、資格試験に合格することではありません。
まず最初に、「強化学習」の回路の最初のひと回しを行うこと。その過程でさまざまな試行錯誤を重ねること。
そして、長い人生を通して「知」を探求していく姿勢こそ、大きな価値があるのです。
知の探求、自分はどこまでできるだろうか・・・
業務命令で資格試験を受けることになったことが、この本を買って読もうとおもった
動機でした。自分の脳は1つしかなくこれから先もずーとこれを使っていくしか
ないわけでして、知の探求、普段の学習と己の脳の性質をモニタリングしながら
うまく活用して日々の成果が出せていければと思っています。
この記事を備忘録にしつつ、いつでも読み返せる思いも載せてUPしておきたいと思います。
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